マミヤ製 Mamiya 35-S 1958年5月発売

ファイルのタイムスタンプによると2001年5月のコンテンツです。

型式

35mm判 レンズシャッター式カメラ

画面サイズ

24×36mm

レンズ

セコール48mm F1.9(4群6枚構成)アンバーのほか各種コーティング

ファインダー

一眼距離計連動逆ガリレオ式ファインダー、等倍・パララックス自動修正

焦点調節

二重像合致式距離計、直進ヘリコイド、ブライトフレーム付

基線長40mm・有効基線長26mm・最短連動距離90cm

シャッター

レンズシャッター セイコーシャMXL

シャッタースピード

機械制御 B11/500 ライトバリュー付

巻き上げ

一操作レバー式(操作角175度・余裕角15度)自動巻き止め フィルム枚数計自動復元式巻き上げ表示装置付

シャッターはフィルム巻き上げで自動セット(セルフコッキング)

二重撮影防止

シンクロ

MFX接点切替(フルシンクロ)

サイズ・重量


  • ボディはダイキャスト。フィルム巻き戻しはクランク式。
  • 裏蓋は、蝶つがいによる開閉式で、内部は三重の反射防止枠付。
  • フィルム巻き戻しボタンは、一度押すだけでよく巻き上げレバーを操作すると元に戻る。
  • シャッターボタンに保護環がついた。
  • ボディ底部にフィルム装?確認とフィルム送り識別装置付。


マミヤ・オーピー株式会社にMAMIYA 35 Metra(1958年7月発売。価格24800円(カメラ:23710円。ケース:1090円))であると教えていただきましたが、電気を内蔵していないことから、こちらのページを見て35-Sであると推定いたします。それとも国内では露出計の有無にかかわらず名前がMetraだったかもしれません。メーカーが言うのですからそうなのかな?

忙しい中、スペック表まで送っていただいたマミヤ・オーピー株式会社の高根さんに感謝いたします。

ピントのレバーが重めになっていますが、その他は問題なく使えます。電池も必要なし。残念ながらレンズにカビが入ってしまっていますが、写真に影響はないようです。

ずーっと祖父が使っていたカメラだと思っていましたが、発売年月からすると、思い違いであったようです。伯父自身が買ったものだったのでしょうか?当時はカメラって非常に高価なものだったのですね。

私は小学生のときに伯父から譲り受けて中学から高校ぐらいまでずーっと使っていました。今でも気に入ってはいますが、重くてなかなか使う気になりませんね(笑)

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2351654という数字が刻まれている。たぶん製造番号ですよね

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底面。レンズ胴体にSEIKOSHA-MXLの文字

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正面。レンズにはMAMIYA-SEKOR F.C. 1:1.9 f=4.8cm No.283852と書かれている

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右側面

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左側面

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革ケースはだいぶいたんでいるが、たぶん、オリジナルのもの

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